STRUCTURE 構造
土地分析に基づいた対策
地盤の調査
土質試験や標準貫入調査試験などの調査で、敷地地盤の土の状況を確認し、適切な基礎方式が決められています。
地盤の支持力の調査
直接基礎の場合、建物を直接支える地盤に加力し、設計上必要な強さ(許容支持力)があるかを調べる、平板載荷試験が実施されています。
建物の強度確保
基礎の構造方法
基礎方式は、直接基礎工法が採用されています。地表近くに支持層がある場合に建物の底部をコンクリートで固めて直接地盤で支える工法です。支持層の深さは、約3.8~9.9mです。
開口部の補強
ひび割れが発生しやすい開口部(窓等)四隅の部分は、補強筋が採用されています。
配筋工法
溶接閉鎖型の鉄筋を建物の柱に巻くことにより、柱に粘りを持たせています。
施工前の取り組み
梁貫通孔補強
ダクトなどの配管を梁に通すための貫通孔は、しっかりと補強されています。事前に建材メーカーと配筋補強方法などを規定し、確実な施工ができるよう取り組まれています。
構造スリット
地震時に、柱などの主要構造部に過度な力を与えないよう、柱などと壁の縁を切るため、構造スリットが設けられています。コンクリートを流し込む際に構造スリットが曲がってしまわないように、建材メーカーと製品・施工方法などを事前に想定し、精度の高い施工を行えるよう取り組まれています。
地震対策
各種配管の耐震化
給水管とガス管の地中埋設部は、耐震性の高いポリエチレン管が採用されています。建物から突き出した部分にある排水桝は、排水管にフレキシブルジョイントが設置されています。建物から支持できない汚水・雑排水管は更新が可能な部分を経由し、公共下水道に接続されています。電気配管の地中埋設部は、可とう性のあるものが採用されています。
マイコンガスメーター
震度5強相当以上(約250ガル)の地震を感知した際、もしくは、長時間ガスが流れている、多量のガスが流れたなど異常時に、自動的にガスの供給を遮断するマイコンガスメーターが各住戸に採用されています。地震の衝撃で立ち消えした場合でもガス漏れの心配が少なく、火災等の2次災害を防ぐことができます。
対震玄関ドア
地震で玄関ドア枠が変形し、開閉できなくなることを防ぐため、ドアとドア枠の間にクリアランス(隙間)が確保されています。ドアガードや特殊鍵受も、ドア枠が変形しても引っかかりにくい構造になっています。
※コンクリートについての説明は、住棟(住宅を含む建物)の壁、床、柱、梁、基礎等に使用されているコンクリートについてのものであり、電気室やゴミ置場等の付属建物、機械式駐車場ピット等の工作物、外構の塀や擁壁、花壇の基礎等、その他エントランスアプローチや駐輪場等土間や杭に使用されるコンクリートは対象外となります。
※掲載している画像、素材(テキストを含む)などの情報は、分譲当時、竣工時、または当サイト制作時に作成、撮影したものであり、実際とは異なる場合がございます。
※掲載している画像、素材などの情報の一部には、イメージが含まれており、実際とは異なる場合がございます。
※掲載している画像、素材(テキストを含む)などの情報は、分譲当時、竣工時、または当サイト制作時に作成、撮影したものであり、実際とは異なる場合がございます。
※掲載している画像、素材などの情報の一部には、イメージが含まれており、実際とは異なる場合がございます。